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錦織圭選手がカナダ・モントリオールで開催されたナショナルバンク・オープンで見事な逆転勝利!
度重なるケガからの復活を目指す錦織選手が、どのようにして初戦を突破したのかを振り帰ってみた。
ナショナルバンク・オープンは、ATPマスターズ1000の一つ。
世界トップクラスのテニス選手たちが集まる大会です。
錦織圭選手はプロテクトランキングを利用してエントリーし、
現在ランキング576位ながらも大逆転勝利しました!
錦織圭選手が、ナショナルバンク・オープンの初戦で劇的な逆転勝利を収めました。対戦相手はアメリカのアレックス・ミケルセン選手。錦織選手は第1セットを落としたものの、第2セットとファイナルセットで見事なプレーを見せ、最終的に3-6、7-5、6-4で勝利を収めました。
試合開始早々はミスが目立ち、第1セットを失った錦織選手。しかし、第2セットでは、粘り強いプレーで流れを引き寄せました。特に、第6ゲームでの10分を超える攻防戦では、相手のダブルフォールトを誘ってブレークバックに成功。このセットを奪い返すことで、錦織選手は完全にリズムを取り戻しました。
そして、ファイナルセット。互いにキープが続く緊張感あふれる展開の中、勝負は第10ゲームに。ミケルセン選手のミスが続く中、錦織選手は最後に強烈なフォアハンドのウイナーを決めて試合を締めくくりました。
試合後、錦織選手は「第1、2セットはアップダウンが激しくミスが多かったが、第3セットは非常に良いテニスができた」と振り返りました。
試合スタッツと解説
錦織圭選手がアレックス・ミケルセン選手を破った試合のスタッツとその解説をお届けします。
サーブ
錦織選手の1stサーブ成功率は68%、ミケルセン選手は65%とほぼ互角でした。しかし、1stサーブポイント獲得率で錦織選手が72%とやや上回り、試合の重要な場面での安定感を見せました。ダブルフォールトの数では、錦織選手が3本に対しミケルセン選手は6本と、ミケルセン選手のミスが目立ちました。
ブレークポイント
ブレークポイント成功率では、錦織選手が4/10の40%、ミケルセン選手が3/8の37.5%と接戦でした。特に、第2セットでの錦織選手の重要なブレークバックは、試合の流れを変える大きなポイントとなりました。
攻撃と守備
ウィナー数は錦織選手が34本、ミケルセン選手が30本と、互いに攻撃的なプレーが多く見られました。アンフォーストエラー数では、錦織選手が28本、ミケルセン選手が31本と僅差でしたが、ミケルセン選手のエラーが試合の終盤に響きました。
ネットプレー
ネットポイント成功率では、錦織選手が78% (14/18) と高い成功率を誇り、重要な場面でのネットプレーが効果的でした。一方、ミケルセン選手も70% (12/17) と悪くない数字でしたが、決定的な場面での精度に差が出ました。
総合
トータルポイント数では、錦織選手が104ポイント、ミケルセン選手が98ポイントと僅差の接戦でした。試合時間は2時間33分と長時間にわたり、激しい戦いが繰り広げられました。
3月のマイアミオープンでは途中棄権するなど心配もしましたが、
パリオリンピック直後にすぐにツアー参戦って本当にすごい!
年齢的にはベテランになってしまったけど、まだまだ活躍を見たい!
次戦は、第8シードのステファノス・チチパス選手との対戦。
非常に厳しい相手ですが、錦織選手のさらなる奮闘が楽しみ!