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プロランナーの川内優輝さんが、自身のSNSで日本陸連の補欠選手問題についてコメントしたところ、
ネット上で中傷を受ける事態になりました。
しかし、川内さんは冷静に反論し、補欠制度の現実を語りました。
その詳細を見ていきましょう。
パリ五輪の女子マラソンで、日本の前田穂南選手が怪我で欠場しましたが、
補欠選手の細田あい選手は派遣されませんでした。
この決定に対して多くの批判が集まり、補欠選手の扱いに関する問題が浮き彫りになりました。
- 川内優輝さんがSNSで補欠選手問題に意見を述べ、批判が寄せられましたが、彼は元パリ五輪マラソン日本代表の補欠選手であり、補欠の現実を理解しています。
- 補欠選手はオリンピックの派遣枠の制限で現地に派遣されにくく、緊急時には自費で対応する必要があります。
- 川内さんは陸連の対応を「誠実だった」と評価しましたが、「陸連の手先」といった中傷も受けました。
- 川内さんの意見には多くのフォロワーが賛同し、彼の経験と見解が支持されています。
- 川内さんは元公務員ランナーで、数々の大会で好成績を残し、2018年にはボストンマラソンで優勝しています。
川内優輝さんがSNSで「補欠選手問題」について意見を述べたところ、
「陸連の手先か?」といった批判が寄せられました。
しかし、川内さんは元パリ五輪マラソン日本代表の補欠選手だったため、
補欠の現実をよく理解しているのです。
そりゃあ、川内さんも補欠なんだから事情が分かっているはずですよね!
そもそも、補欠選手とは、万が一レギュラー選手が出場できなくなったときに代わりに出場するための選手ですが、
マラソンの場合、補欠を現地に派遣するのは難しいのです。
なぜかというと、派遣枠が決まっており、五輪に行ける人数に制限があるからです。
そのため、補欠選手はギリギリまで日本に残り、急に怪我などで必要になった場合は、
自費で飛行機とホテルを手配しなければならないのです。
知らなかった…
けど、オリンピックの時ってただでえ飛行機や宿泊費って高いはずなのに、自費はしんどい!
川内さんはこの件について、「今回の陸連の対応は誠実だったと思う」とSNSに書き込みましたが、
それに対して「陸連の手先」「何様のつもり?」というコメントが寄せられました。
川内さんは「元パリ五輪マラソン日本代表補欠なんですけどね」と、少し皮肉を込めて返答しました。
川内さんの意見はフォロワーからも「あなたが正しい」「誹謗中傷が酷い」と支持されています。
川内さんは実際に補欠選手として経験しているからこそ、補欠の難しさや陸連の苦労をよく理解しているのです。
まさに経験者は語るですね。
今はコメントで気軽に発言できるけど、背景に何があったのか調べるくらいはしないとなと思いました。
川内さんと言えば、確か公務員ランナーだった方ですよね!
その経歴あってか、今回のやり取りに思慮深さを感じました。
川内優輝さんの経歴
- 生年月日: 1987年3月5日
- 出身地: 埼玉県北葛飾郡栗橋町(現・久喜市)
- 学歴: 学習院大学法学部卒業
職業: プロマラソンランナー(元公務員) - マラソンの特徴: 市民ランナーとして数多くのレースに参加、平日働きながら週末にマラソン大会に出場
- プロ転向: 2019年4月、公務員を辞めプロランナーに転向
- 主な実績:
2011年:福岡国際マラソンで日本人トップの3位
2013年:モスクワ世界陸上男子マラソンで日本代表、18位
2014年:仁川アジア大会男子マラソンで銀メダル獲得
2018年:ボストンマラソンで日本人として31年ぶりの優勝
ニックネーム: 「公務員ランナー」「最強の市民ランナー」
補欠経験: パリ五輪マラソンの日本代表補欠選手
その他: 数多くの市民マラソンに出場し、独自のトレーニング法で注目を集める