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卓球選手の早田ひながパリ五輪での活躍を経て、中国版SNS微博(ウェイボー)を開設。
しかし、好意的な反応が続く中、帰国後の発言がきっかけでネガティブなコメントが急増。
何が背景にあるのかを探ります。
2024年パリ五輪卓球女子シングルスで銅メダル、団体で銀メダルを獲得した卓球 早田ひな選手。
微博(ウェイボー): 中国版のSNSで、日本の著名人も多く利用している。中国での影響力が大きい。
知覧特攻平和会館: 鹿児島県にある戦争の歴史を伝える博物館。特攻隊に関する展示が多く、中国などアジア諸国からは敏感に受け止められることがある。
卓球選手の早田ひなは、パリ五輪でのメダル獲得後、
中国版SNS「微博(ウェイボー)」にアカウントを開設しました。
開設後すぐにフォロワー数が12万人を超え、好意的なコメントが多く寄せられました。
彼女の努力と成果を称賛する声が多数ありました。
しかし、ここ数日の間に、彼女のアカウントにネガティブなコメントが増加していることが話題になっています。
特に、彼女が日本帰国後に行った記者会見で、鹿児島県の知覧特攻平和会館を訪問したいと語ったことが、
中国の一部メディアで取り上げられ、その影響で批判が集中したとされています。
中国では、特攻隊に関する施設や行事は過去の戦争に関連する問題として非常に敏感に受け止められるため、
彼女の発言は誤解や反感を引き起こした可能性があります。
中国SNSでの炎上に対して、中国人メダリスト選手2人が彼女のフォローを外すなど、影響が広がっています。
SNSは国境を越えて情報が瞬時に拡散されるため、特に国際的な場で発言や行動が慎重に取り扱われるべきであることが改めて浮き彫りとなりました。
早田選手が今後、この状況にどのように対処し、ファンとの関係を築いていくのかが注目されます。
知覧特攻平和会館は、鹿児島県南九州市に位置する博物館で、第二次世界大戦中に特攻隊として出撃した兵士たちの遺品や記録を展示しています。特攻隊は、戦争末期に行われた自爆攻撃を行う部隊で、彼らは通常、飛行機に爆弾を搭載し、敵の艦船に体当たり攻撃を仕掛けました。知覧は、その出撃拠点の一つでした。
この博物館には、特攻隊員が家族や友人に宛てた手紙、写真、遺品などが展示されており、彼らの若い命を失った歴史と、その背景にある戦争の悲惨さを伝えています。また、彼らがどのような気持ちで出撃したのかを知ることができる資料も多く、訪れる人々に戦争の悲惨さと平和の尊さを考えさせる場となっています。
ただし、特攻隊は戦争の一部であり、その歴史的評価は国や立場によって異なるため、この施設に対する感情も多様です。特に中国や韓国などのアジア諸国では、日本の軍国主義や侵略行為を思い起こさせる象徴として捉えられることがあり、敏感な問題となることがしばしばあります。
そのため、日本国内では戦争の悲惨さを伝えるための場所として重要視されている一方で、国際的には異なる視点からの反応があることも認識されるべき場所です。
世間の声要約
- 平和の大切さの再認識: 知覧特攻平和会館を訪れることで、平和の意味とありがたさを感じるべきだという意見が多い。
- 若き兵士たちへの尊敬: 現在の平和は、若い兵士たちが命をかけて戦ったからこそあるものであり、そのことを忘れてはならない。
- 特攻の史実を伝える重要性: 知覧特攻平和会館は特攻を美化するのでもなく、ただ史実を後世に伝える役割を果たしていると評価。
- 早田ひなの姿勢への支持: 早田選手が特攻会館に興味を持ったことを称賛し、その信念を貫いてほしいという声が多い。
- 中国の批判への反応: 中国からの批判に対しては、全く気にする必要がないとの意見が多く、日本人としての誇りを持って行動すべきとの主張が見られる。
- 戦争の悲惨さと向き合う必要性: 戦争の悲惨さを学び、それを次世代に伝えることは重要であり、日本人としてこのような歴史を学び続けるべきだという意見。
- オリンピックへの意気込み: 次のオリンピックで中国に勝利し、平和的な手段で名誉を挽回してほしいという期待。
僕も知覧特攻平和会館へは行ったことがあります。
小学生のころはあまりピンと来なかったけど、子供を持つ親になってから行ったら涙が止まりませんでした。
戦争は二度と起こしてはいけない、誰もがそう思える場所だと思います。
ここだけじゃなく、どこの国の戦争に関する資料館でそう思えるんじゃないかな。
早田ひさ選手の特攻平和会館に行きたいという気持ちは、素晴らしい感受性の持ち主だと思います。
きれいごとは言えないかも知れないけど、戦争は人類の共通課題だと思うんだけどなぁ。