テニス ブログランキングへ
8月15日、シンシナティ・オープン男子シングルス2回戦で、
西岡良仁が第5シードのフベルト・フルカチュに惜しくも逆転負けを喫しました。
第1セットを奪い優勢に見えましたが、フルカチュの粘り強さにより試合が逆転。
試合の詳細と他の注目選手の結果をお伝えします。
シンシナティ・オープンは、全米オープンの前哨戦として位置づけられ、
毎年トッププレーヤーが集う重要な大会です。男子シングルスでは、
ランキング上位の選手たちが競い合い、優勝を目指します。
シンシナティ・オープン関連記事
【スタッツあり】西岡良仁、シンシナティ・オープン1回戦突破!フルカチュとの2回戦に挑む
【スタッツあり】西岡良仁がシンシナティ・オープン予選突破!ダニエル太郎とカゾーを撃破
シンシナティ・オープン男子シングルス2回戦に挑んだ西岡良仁は、
フベルト・フルカチュとの対戦で初戦を6-3で制し、好スタートを切りました。
しかし、第2セットをタイブレークの末に6-7で落とすと、流れはフルカチュに傾きました。
最終セットでは1-6と大差をつけられ、惜しくも逆転負けとなりました。
また、他の試合では、第3シードのアレクサンダー・ズベレフがカレン・ハチャノフに
6-3、6-2のストレートで快勝し、順調に勝ち進みました。
第6シードのアンドレイ・ルブレフも勝ち上がる一方、第8シードのグリゴル・ディミトロフと
第9シードのステファノス・チチパスは敗退する波乱も見られました。
今回の大会では上位シード選手に厳しい戦いが続いており、予想外の結果も見受けられます。
次の試合に向けた選手たちの調整やパフォーマンスに注目が集まります。
シンシナティ・オープン2回戦
西岡良仁 vs フベルト・フルカチュ戦
スタッツ内容のポイント解説
- エース数とダブルフォルト数
フルカチュはエース数で西岡を大きく上回り、サーブの威力が試合を支配した一因です。エースは試合を有利に進める重要な要素であり、これがフルカチュの逆転勝利に寄与しました。一方で、西岡はダブルフォルトが2回あり、これがリズムを崩す原因となりました。 - サーブの成功率と得点率
1stサーブ成功率は西岡が65%、フルカチュが68%と拮抗していますが、1stサーブの得点率はフルカチュが79%と、西岡の72%を上回っています。強力な1stサーブを持つフルカチュは、ラリーに持ち込まれる前に得点を決める場面が多く、これが試合の分岐点となりました。 - ブレークポイントの成功率
西岡は5つのブレークチャンスのうち2つを成功させましたが、フルカチュは7回のうち4回成功させました。このブレークポイントの違いが試合の結果に大きく影響しています。特に第3セットでフルカチュがブレークを重ねたことで、一気に勝利を引き寄せました。 - ウィナー数とアンフォーストエラー数
フルカチュはウィナー数で35本を記録し、西岡の21本を大きく上回りました。攻撃的なプレーでポイントを稼いだ一方、アンフォーストエラーはわずか12本に抑え、安定感も見せました。西岡はアンフォーストエラーが15本あり、特に第2セット以降で焦りが見られました。 - ネットプレー成功率
両選手ともにネットプレーでも高い成功率を記録しましたが、フルカチュが73%と西岡をわずかに上回っています。ネットプレーを効果的に使い、ラリーの展開に変化をつけることで試合を優位に進めた点が見どころです。
まとめ
フルカチュはエース、1stサーブの得点率、ウィナー数などで西岡を上回り、特に第3セットで圧倒的なパフォーマンスを見せました。西岡は善戦しましたが、重要な場面でのブレークポイントやアンフォーストエラーが響き、惜しくも逆転負けとなりました。
西岡良仁選手、第1セット奪取は大きかったんですけどね!
惜しかったー!!
途中感情を出してしまったシーンあったけど、でも人間なんだからさ。
プレーしたことある人ならみんな気持ちは分かるはず。