【レーバーカップ2024】：結果・ルール・出場選手を徹底解説

2024年8月20日

URLをコピーしました！

テニスブログランキングへ
男子テニスの団体戦「レーバーカップ2024」が、9月20日から22日にドイツ・ベルリンで開催されます。
今年の出場選手が公式に発表され、注目選手が揃いました。この記事では、レーバーカップの概要やチーム構成、見どころについて解説します。

レーバーカップは、ヨーロッパとワールドの2つのチームが競う男子テニスの団体戦です。
大会は3日間にわたり、シングルスとダブルスの試合が行われます。
ポイントシステムは日により異なり、初日は1勝で1ポイント、2日目は2ポイント、最終日は3ポイントが付与され、合計ポイントで勝敗が決まります。

2024年のレーバーカップは、9月20日から22日までドイツのベルリンで開催され、出場選手が正式に発表されました。
今年の注目ポイントは、ヨーロッパチームにR・ナダルやC・アルカラスといったトップ選手が参加することです。
彼らに加え、A・ズベレフやD・メドベージェフなど実力者が揃い、ヨーロッパチームは強力な布陣となっています。

一方、ワールドチームには、アメリカの若手スター選手であるF・ティアフォーやB・シェルトンが選出され、チリのA・タビロも名を連ねます。
過去6回の大会では、ヨーロッパチームが4連覇した後、2022年からはワールドチームが2連勝を収めています。
今年もどちらが勝利するのか、見逃せない対戦が続くでしょう。

レーバーカップは、R・フェデラーが引退を表明した2022年のロンドン大会で一層注目を集め、毎年話題となるイベントです。
今年のベルリン大会も、トッププレイヤー同士の白熱した試合が期待されます。ぜひ、9月の開催を楽しみにしましょう。

レーバーカップ直近5年の結果

2019年（ジュネーブ、スイス）
優勝チーム: チーム・ヨーロッパ
スコア: チーム・ヨーロッパ 13 - 11 チーム・ワールド
主要出場選手:
チーム・ヨーロッパ: ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ドミニク・ティーム
チーム・ワールド: ジョン・イスナー、ニック・キリオス、テイラー・フリッツ
2020年（開催中止）
2020年は新型コロナウイルスの影響で大会が中止されました。
2021年（ボストン、アメリカ）
優勝チーム: チーム・ヨーロッパ
スコア: チーム・ヨーロッパ 14 - 1 チーム・ワールド
主要出場選手:
チーム・ヨーロッパ: ダニール・メドベージェフ、アレクサンダー・ズベレフ、ステファノス・チチパス
チーム・ワールド: デニス・シャポバロフ、フェリックス・オジェ・アリアシム、ジョン・イスナー
2022年（ロンドン、イギリス）
優勝チーム: チーム・ワールド
スコア: チーム・ワールド 13 - 8 チーム・ヨーロッパ
主要出場選手:
チーム・ヨーロッパ: ロジャー・フェデラー（引退試合）、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチ
チーム・ワールド: フランシス・ティアフォー、テイラー・フリッツ、フェリックス・オジェ・アリアシム
2023年（バンクーバー、カナダ）
優勝チーム: チーム・ワールド
スコア: チーム・ワールド 13 - 2 チーム・ヨーロッパ
主要出場選手:
チーム・ヨーロッパ: カスパー・ルード、アンドレイ・ルブレフ、ガエル・モンフィス
チーム・ワールド: フランシス・ティアフォー、テイラー・フリッツ、ベン・シェルトン

レーバーカップのルール概要

チーム構成
2つのチームが対戦します：チーム・ヨーロッパとチーム・ワールド（ヨーロッパ以外の地域から構成）。各チームは6人の選手で構成され、キャプテンは元トップ選手が務めます（チーム・ヨーロッパはビョルン・ボルグ、チーム・ワールドはジョン・マッケンロー）。
3人は世界ランキング上位から自動選出され、残りの3人はキャプテンによって選ばれます。
大会形式
大会は3日間にわたり、シングルスとダブルスの試合が行われます。毎日4試合が行われ、各試合は3セットマッチで、最終セットは通常のタイブレークで行われます。
ポイントシステム
レーバーカップはユニークなポイントシステムを採用しています
1日目: 各試合の勝者に1ポイントが与えられる。
2日目: 各試合の勝者に2ポイントが与えられる。
3日目: 各試合の勝者に3ポイントが与えられる。
3日間で合計24ポイントが争われ、先に13ポイントを獲得したチームが優勝します。
試合形式と選手起用
各選手はシングルスで最低1回、最大2回出場できます。
ダブルスには1日に1試合が行われ、すべての選手が少なくとも1回はダブルスに出場する必要があります。
同じペアでのダブルス出場は1度しか許されていません。
決着方法
もし3日目が終了しても両チームのポイントが12-12で並んだ場合は、「決勝ダブルス」が行われ、優勝チームを決定します。
追加の特徴
試合ごとにキャプテンやチームメンバーが選手に戦術的なアドバイスを送る場面が見られ、通常のトーナメントとは異なる緊張感とチームスピリットが楽しめます。