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2024年夏の甲子園準決勝、神村学園(鹿児島)のエース・今村拓未投手(3年)が歴史的な快挙を目前にして関東第一(東東京)に逆転負けを喫しました。試合は1-2で終わり、今村投手は26年ぶりのノーヒットノーランを惜しくも逃しました。この記事では試合の詳細とともに、両校の戦いぶりを振り返ります。
【記事の下部にスタッツあり】
- 大会名:第106回全国高校野球選手権大会(2024年)
- 対戦カード:神村学園(鹿児島)vs 関東第一(東東京)
- 試合状況:準決勝
- 注目ポイント:
- 神村学園のエース・今村拓未投手のノーヒットノーラン挑戦
- 関東第一の逆転劇と初の決勝進出
- 東京勢の決勝進出は13年ぶり、東東京勢では29年ぶり
2024年夏の甲子園準決勝、神村学園(鹿児島)のエース左腕・今村拓未投手(3年)が関東第一(東東京)と対戦し、惜しくも26年ぶりの夏のノーヒットノーランを逃しました。試合は1-2で逆転負けとなり、神村学園は初の決勝進出を果たせませんでした。
試合は序盤から神村学園のペースでした。今村投手は6回まで関東第一打線を無安打に抑え、四球での走者は出すものの、安打を許さない見事なピッチングを展開。しかし、1-0で迎えた7回に試合の流れが一変します。関東第一の越後選手がこの日チーム初安打となる中前打を放ち、その後、熊谷選手が右翼線への二塁打で同点に追いつきました。さらに守備の乱れから追加点を奪われ、逆転を許しました。
一方、関東第一は初登板の大後投手が5回1失点と粘り、6回から登板した坂井投手が無失点で試合を締めました。9回にはピンチを迎えましたが、飛田選手の本塁へのレーザービームで二塁走者を刺し、劇的な形で試合を締めくくりました。この結果、関東第一は夏の甲子園で初の決勝進出を果たし、東東京勢としては29年ぶりの快挙となりました。
神村学園は4回に先制点を挙げたものの、守備のミスと相手の勢いに押され、念願の決勝進出はなりませんでした。特に7回の2つの守備ミスが試合の行方を大きく左右しました。
試合概要
- 試合日:2024年8月21日
- 対戦カード:神村学園(鹿児島) vs 関東第一(東東京)
- スコア:関東第一 2-1 神村学園
- 会場:阪神甲子園球場
神村学園(鹿児島)
- 得点:1
- 安打:4
- エラー:2
- バッテリー:
- 投手:今村拓未(3年)
- 捕手:岩下(3年)
- 投手成績:
- 今村拓未:8回投球、被安打2、失点2(自責1)、奪三振8、与四球2
- 得点経過:
- 4回:1点(先制点)
関東第一(東東京)
- 得点:2
- 安打:2
- エラー:1
- バッテリー:
- 投手:大後武尊(3年)、坂井遼(3年)
- 捕手:熊谷俊乃介(3年)
- 投手成績:
- 大後武尊:5回投球、被安打4、失点1(自責1)、奪三振3、与四球1
- 坂井遼:4回投球、被安打0、無失点、奪三振2、与四球1
- 得点経過:
- 7回:越後駿祐の中前安打 → 熊谷俊乃介の右翼線二塁打で同点
- 7回:8番市川歩のゴロを相手内野手が後逸し、勝ち越しの2点目
試合のポイント
- 神村学園は今村投手が6回まで無安打の快投を見せるも、7回に守備のミスで逆転を許す。
- 関東第一は7回の攻撃で集中力を見せ、わずか2安打で逆転に成功。
- 坂井投手は今大会4試合連続のリリーフ登板で無失点を継続。
個人スタッツ
- 神村学園
- 今村拓未:被安打2、奪三振8、失点2(自責1)
- 関東第一
- 坂井遼:無失点リリーフでチームを決勝へ導く
- 越後駿祐:チーム初安打
- 熊谷俊乃介:同点タイムリー二塁打
うわー、神村学園 今村拓未投手、ノーヒットノーラン惜しかったー! 26年ぶりの快挙はなりませんでしたね。 けど、記録も大事ですが、やっぱり見どころは高校野球ならではのドラマ! 関東第一、少ないチャンスをしっかりものにしての勝利、おめでとうございます。 神村学園もよくがんばった!!