記事の内容
- 大坂なおみが2年ぶりに全米オープンに出場し、日本のサブカルを意識したゴスロリ風ウェアを披露。
- ウェアにはリボンやフリルがあしらわれ、デザインには日本のサブカルチャーが影響。
- 大坂自身がデザイナーにゴスロリのインスピレーションを提案。
- バレエの要素も取り入れ、ジャケットを脱いで美しいウェアを披露するパフォーマンスに自信を示す。
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大坂なおみは、2018年の全米オープンでグランドスラム初優勝を果たし、その後も数々のタイトルを獲得しているトッププレイヤーです。今回、出産を経て2年ぶりに全米オープンに出場し、ファッション面でも注目を集めました。ゴスロリとは「ゴシック・ロリータ」の略で、黒を基調としつつフリルやリボンで可愛らしさを取り入れた日本のサブカルチャーファッションです。
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大坂なおみが全米オープンで披露したウェアは、彼女自身がデザイナーに提案した日本のサブカルチャー「ゴスロリ」スタイルが反映されています。黒を基調に、背中には大きな白いリボン、スカートやシューズにもフリルや小さなリボンがあしらわれ、ユニークでキュートなデザインとなっています。大坂は日本を訪れた際に見たゴスロリファッションからインスピレーションを受け、このスタイルをテニスウェアに取り入れたいと考えました。
また、バレエからも影響を受けており、彼女のムーブメントコーチがバレリーナであることから、バレリーナの強さや美しさにも着目したといいます。ウェアについて大坂は「セリーナ・ウィリアムズのように、ジャケットを脱いだ瞬間に美しいウェアを披露する場面を想像してワクワクしています」と語りました。
今回のウェアは、大坂の日本文化への深い理解と、彼女がテニスを通じて表現したい美しさと力強さが融合した特別な一着となっています。
これまでに奇抜なウェアで試合を行ったテニス選手をいくつか紹介します。
1. セリーナ・ウィリアムズ (Serena Williams)
- キャットスーツ(全仏オープン2018)
セリーナ・ウィリアムズは2018年の全仏オープンで、全身が黒のキャットスーツで登場しました。出産後の復帰戦で、このウェアは身体をサポートするために設計されたもので、彼女自身も「全ての母親を祝福するもの」とコメントしています。このウェアは注目を集めましたが、その後、全仏オープンの運営から禁止されることとなり、大きな議論を巻き起こしました。
2. ベス・マテック=サンズ (Bethanie Mattek-Sands)
- サイバー・グラディエーター風ウェア
ベス・マテック=サンズは、奇抜なファッションで知られており、2011年のウィンブルドンでは、肩にスパイクがついた「サイバー・グラディエーター」風のウェアを着用して試合に登場しました。彼女は大胆な色使いやデザインのウェアを好み、いつも観客の注目を集めています。
3. アンドレ・アガシ (Andre Agassi)
- デニムのショーツとネオンカラー(1980年代)
1980年代後半から1990年代初頭にかけて、アンドレ・アガシはテニス界で最も個性的なファッションアイコンの一人でした。彼はデニム風のショーツやネオンカラーのシャツ、派手なヘアバンドなど、非常にカラフルで目を引くスタイルで試合に登場し、テニス界に革命をもたらしました。
4. ラファエル・ナダル (Rafael Nadal)
- ノースリーブとカプリパンツ(2000年代前半)
ラファエル・ナダルは、2000年代初頭にプロデビューした際、ノースリーブシャツとカプリパンツという独特のスタイルで登場しました。この大胆なルックは、彼のパワフルでアグレッシブなプレイスタイルと相まって、一躍注目を浴びました。
5. ヴェニス・ウィリアムズ (Venus Williams)
- レースドレス(ウィンブルドン2010)
ヴェニス・ウィリアムズは、ウィンブルドン2010でレースを取り入れたウェアを披露しました。このドレスはクラシックなレースとスポーティなデザインを融合させたもので、独自のファッションセンスが光っていました。
これらの選手は、それぞれの個性やスタイルを表現したウェアでテニスの世界に新たな視点をもたらしました。試合でのパフォーマンスだけでなく、ファッション面でも注目を集めた例です。
スポーツ選手が自分のスタイルや個性を反映したウェア、魅力的ですよね!テニスという競技は、伝統的にシンプルで保守的な服装が求められることが多い中で、こうした選手たちが自身の個性を発揮し、ファッションを通して自己表現をしているのは素晴らしい!
特にセリーナ・ウィリアムズのキャットスーツには強いメッセージが込められており、単なるファッションの枠を超えて、彼女の強さや復帰への決意が表現されていると思いました。また、アンドレ・アガシの時代から始まった奇抜なスタイルは、テニス界に新しい風を吹き込み、プレイヤーが自己表現を楽しむきっかけになったように思います。
テニスという競技が、技術や戦術だけでなく、選手個々の個性や背景も含めて楽しめるものになっていることに、ファッションが大きく貢献しているのは間違いありません。プレイヤーたちがウェアを通じて発信するメッセージやストーリーは、試合を見る楽しさを一層深めてくれますね!