記事内容のまとめ
- 錦織圭がコモ・チャレンジャーで1回戦を6-2, 6-1で快勝。
- 全米オープンに出場せず、プロテクトランキングを利用して今大会に参戦。
- 全米オープン欠場は、怪我の影響と実戦経験を積むための決断。
- 2回戦で第1シードのJ・コバリクかN・バシラシヴィリと対戦予定。
情報の共有
錦織圭は怪我による長期離脱後、プロテクトランキングを活用して大会に出場しています。プロテクトランキングとは、長期間ツアーを離れていた選手が復帰後に適用される特別措置で、離脱前のランキングを基に大会に出場できる制度です。今回はこのランキングを使い、全米オープンを回避してコモ・チャレンジャーに参戦しています。
錦織圭 vs サミュエル・ヴィンセント・ルジェリ 試合スタッツ
スタッツ項目 | 錦織圭 | サミュエル・ヴィンセント・ルジェリ |
---|---|---|
セットカウント | 2 | 0 |
ゲームカウント | 12 | 3 |
ファーストサーブ成功率 | 65% | 58% |
ファーストサーブポイント勝率 | 75% | 60% |
セカンドサーブポイント勝率 | 68% | 50% |
エース数 | 4 | 2 |
ダブルフォルト数 | 2 | 3 |
ウィナー数 | 28 | 15 |
アンフォーストエラー数 | 12 | 20 |
ブレークポイント成功率 | 4/6 (67%) | 0/2 (0%) |
ネットプレーポイント勝率 | 85% | 60% |
リターンゲームポイント勝率 | 50% | 35% |
トータルポイント数 | 74 | 51 |
錦織圭 関連記事
錦織圭が日本代表に選出!デビスカップ日本対コロンビア戦の見どころと日程 過去戦績まとめ
【スタッツあり】錦織圭、ナショナルバンクOP準々決勝敗退も「希望の見えた1週間」
【速報】スタッツあり 錦織圭がモントリオールで8年ぶりのベスト8進出!復活への期待高まる
記事本文
錦織圭(ユニクロ/世界ランク222位)が、コモ・チャレンジャー(イタリア/コモ、クレー、ATPチャレンジャー)1回戦でサミュエル・ヴィンセント・ルジェリ(イタリア/同272位)を6-2, 6-1のストレートで下し、見事2回戦進出を果たしました。
錦織は長期離脱後、プロテクトランキングを利用して今大会に参戦しました。現在開催中の全米オープンには出場しませんでしたが、その理由は怪我の影響が残る中で無理をせず、実戦経験を積むためです。彼自身も「より多くのポイント、試合を重ねることが今は重要」とコメントしており、チャレンジャー大会での実戦復帰を選択しました。
今月行われたナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ATP1000)ではベスト8に進出するなど、好調を維持している錦織。この調子を維持しつつ、怪我のリスクを最小限に抑えた戦略的なスケジュール管理が伺えます。
試合は第1セットから錦織が主導権を握り、ヴィンセント・ルジェリにほとんどチャンスを与えない展開。特にストローク戦で優位に立ち、相手のミスを誘いながら安定したプレーを披露しました。第2セットも勢いを維持し、終始リードを保ったまま快勝しました。
次戦では、第1シードのジョゼフ・コバリク(スロバキア/世界ランク114位)か、予選を勝ち上がった元世界16位のニコロズ・バシラシヴィリ(ジョージア/同361位)と対戦することになります。今後の試合でも、彼の調子がどこまで続くのかが注目されます。
錦織圭選手がコモ・チャレンジャーの1回戦で見せたパフォーマンスは、彼の持つ卓越した技術と経験が存分に発揮された内容でした。試合のスタッツを見る限り、彼はサービスゲームでもリターンゲームでも安定感を保ち、相手にほとんど隙を与えないプレーを展開していたことが伺えます。さすがですね!
特に目を引いたのは、ウィナー数が28本と多く、アンフォーストエラーが12本に抑えられていた点です。これにより、錦織選手がリスクを取りながらも確実にポイントを重ねていくスタイルで、試合をコントロールしていたことが明らかです。また、ブレークポイント成功率が67%と高く、チャンスを確実にものにする勝負強さも健在でした。
さらに、ネットプレーでも85%の成功率を記録しており、オールラウンドなプレーで相手を圧倒した様子が伺えます。こうしたスタッツは、錦織選手が怪我からの復帰後も徐々に調子を取り戻し、今後のさらなる飛躍が期待できることを示しています。
今回の試合での勝利は、次のステージである強敵との対戦に向けて良い勢いをつけたと言えるでしょう。次の試合も楽しみです。