記事の内容
- 大坂なおみが1年前の松葉杖をついた写真を公開し、当時の辛い状況を明かす。
- 全米オープンにワイルドカードで出場し、初戦で第10シードのオスタペンコに勝利。
- 昨年7月に出産し、今シーズンから復帰した大坂は、自身にとって特別な全米オープンでの勝利に感動。
- 次戦では世界ランク52位のカロリナ・ムホバと対戦予定。
情報の共有
- 全米オープンは、アメリカ・ニューヨークで行われる4大大会の一つ。大坂なおみは2018年と2020年に優勝している。
- ワイルドカードとは、主催者推薦で出場する枠のこと。大坂は今回、過去の優勝実績で推薦を受けた。
- 大坂なおみは、昨年7月に出産し、今季から競技に復帰。ランキングは現在88位だが、復帰後のトップ10選手との対戦で勝利を収めた。
大坂なおみ 全米オープン スタッツ
項目 | 数値 |
---|---|
年齢 | 26歳 |
現在の世界ランキング | 88位 |
全米オープン出場回数 | 8回 |
全米オープン優勝回数 | 2回(2018年, 2020年) |
トップ10選手撃破回数 | 7回 |
1回戦突破回数 | 7回(2021年以来) |
出産後復帰シーズン | 2023年 |
ワイルドカード出場回数 | 1回(2023年) |
全米オープンでの最高成績 | 優勝 |
直近の試合結果 | 勝利(6-3, 6-2 vs オスタペンコ) |
対戦成績
- 直近の対戦相手: エレナ・オスタペンコ(世界ランク10位)
- 試合結果: 勝利(6-3, 6-2)
- 次戦の対戦相手: カロリナ・ムホバ(世界ランク52位)
全米オープンにおける大坂の特徴
- 得意とするサーフェス: ハードコート
- 大会での勝率: 高い(特に序盤戦に強い)
- 心理的要因: ニューヨークが故郷で、特別な感情を持っている。
今季の成績と評価
- 復帰後の成績: 良好、トップ10選手に対しても勝利。
- 体調管理: 出産後のフィジカルコンディションに注目が集まる。
Xに投稿されていた写真
Naomi Osaka shares a photo of where she was a year ago this time, unable to walk properly:
“I've been asked why I was so emotional yesterday and honestly if you don't even include coming back from pregnancy, New York being my home etc, this was me a year ago. I legitimately… pic.twitter.com/KYr9vclDh0
— The Tennis Letter (@TheTennisLetter) August 28, 2024
「昨日なぜこんなに感情的になったのかと聞かれましたが、正直に言うと、妊娠からの復帰やニューヨークが故郷であることを考えなくても、これが1年前の私でした。本当に痛みなく歩くことすらできず、もう高い強度でプレーできるかどうかも分かりませんでした。だから、このスポーツは私にとって大きな意味があるのです。」
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記事本文
大坂なおみが、全米オープン初戦で第10シードのエレナ・オスタペンコを6-3, 6-2で下し、見事な復帰戦を飾った。昨年7月に出産し、今シーズンから本格的に競技に復帰した大坂は、1年ぶりに自分のプレーができたことに涙を流した。
試合翌日、大坂は自身のインスタグラムで1年前の松葉杖をついた写真を公開し、「痛みを感じずに歩けることさえできなかった」と当時の苦しい状況を明かした。大坂にとってニューヨークは故郷でもあり、出産からの復帰後、初めて本来の自分のプレーを見せられたこの勝利は非常に感慨深いものとなった。
大坂は現在、世界ランキング88位でありながらも、過去の全米オープンでの2度の優勝実績によりワイルドカードで出場している。ランキングが低いため、通常であれば予選からの出場が必要だが、ワイルドカードのおかげで本戦からの参戦が可能となった。
次戦では、世界ランク52位のカロリナ・ムホバと対戦予定。ムホバも1回戦でストレート勝ちを収めており、大坂にとってもタフな相手となるだろう。過去の栄光を背負い、再び頂点を目指す大坂なおみの挑戦はまだ始まったばかりだ。