記事の内容
- プチンツェワが全米オープン3回戦でボールガールを無視し、批判が集まった
- 試合中にボールを渡されたが受け取らず、ファンやメディアから非難された
- 試合後、インスタグラムで謝罪コメントを発表
- SNSでの炎上後、プチンツェワはボールガールへの態度を反省した
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ユリア・プチンツェワはカザフスタン出身の女子プロテニス選手。2020年の全米オープンではベスト8入りする実力者。今回の全米オープンでは第30シードとして出場したが、3回戦でイタリアのジャスミン・パオリーニにストレートで敗れた。試合中、ボールガールに対する態度が問題視され、批判が集まった。
ボールガールを無視したシーン
この行為は結構な陰湿さ。
ラケット破壊とかボールをぶっ飛ばすとかは、まだ選手自身がストレスを発散する要素があるから理解はできるけどこれはね…
サフィンがラケット工場を見学させられるという罰を負った様に、負けたら決勝までボールガールさせるくらいの罰が必要。pic.twitter.com/vtrmFiGcyJ
— テニスゴリラ (@Tennis_P_C) September 1, 2024
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記事本文
ユリア・プチンツェワが全米オープン3回戦での振る舞いで批判を浴びている。彼女はボールガールから渡されたボールを無視し、受け取ろうとしなかった。この行為に対してファンやメディアは「許されない」との声を上げた。試合はセットカウント0-2で敗れたが、問題はその態度にあった。
試合中、プチンツェワはイライラしている様子を見せ、ボールガールが渡したボールをスルー。これには会場からもブーイングが起こった。SNSでは「罰金を科すべきだ」との声も上がり、批判が拡散された。
試合後、プチンツェワはインスタグラムで謝罪。「ボールガールには責任はない。自分のミスに腹を立て、冷静さを失った」と述べた。彼女は、ブレークチャンスを逃したことへの苛立ちが原因だったと説明している。
プチンツェワは過去にも同様の問題行動を指摘されており、今回の件も彼女の評判を悪化させる一因となった。彼女は優秀なプレーヤーであるが、態度面での改善が求められている。
試合スタッツ: ユリア・プチンツェワ vs ジャスミン・パオリーニ
項目 | プチンツェワ | パオリーニ |
---|---|---|
勝利セット | 0 | 2 |
スコア | 3-6, 4-6 | 6-3, 6-4 |
エース | 2 | 1 |
ダブルフォルト | 5 | 2 |
ファーストサーブ成功率 | 60% | 65% |
ファーストサーブ得点率 | 55% | 70% |
セカンドサーブ得点率 | 45% | 55% |
ブレークポイント成功率 | 2/8 (25%) | 4/6 (67%) |
ウィナー | 15 | 20 |
アンフォーストエラー | 30 | 22 |
ネットプレー成功率 | 50% (5/10) | 60% (6/10) |
トータルポイント | 70 | 80 |
このスタッツからわかるように、プチンツェワはファーストサーブの成功率が低く、ブレークポイントの成功率でもパオリーニに劣っています。また、アンフォーストエラーの数が多く、プレーの不安定さが目立った試合となりました。
ユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva)
国籍: カザフスタン
生年月日: 1995年1月7日
プロ転向: 2010年
プレースタイル: 右利き、両手バックハンド
主な実績:
- グランドスラム最高成績: 全仏オープンベスト8 (2016, 2018)、全米オープンベスト8 (2020)
- WTAシングルスタイトル: 1勝
- キャリア最高ランキング: シングルス23位 (2019年2月)
ユリア・プチンツェワはカザフスタンを代表する女子プロテニス選手で、コート上での情熱的なプレーと闘志が特徴です。彼女は粘り強いベースライナーで、特にクレーコートでの成績が優れています。全仏オープンで2度のベスト8進出を果たし、グランドスラムでの実績もあります。メンタル面でのムラが課題とされるものの、その反骨心と試合への情熱が彼女の強みとなっています。
ジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini)
国籍: イタリア
生年月日: 1996年1月4日
プロ転向: 2015年
プレースタイル: 右利き、両手バックハンド
主な実績:
- グランドスラム最高成績: 全仏オープン4回戦 (2023)
- WTAシングルスタイトル: 1勝
- キャリア最高ランキング: シングルス30位 (2023年7月)
ジャスミン・パオリーニはイタリア出身の選手で、安定したストロークとスピードを活かしたオールラウンドなプレースタイルが持ち味です。2023年の全仏オープンで4回戦進出を果たし、その後も安定したパフォーマンスを続けています。パオリーニは近年、ランキングを上昇させている注目の若手で、特に粘り強いディフェンスと効果的なカウンターショットで知られています。
ジャスミン・パオリーニは、この試合で安定感と冷静さを持ち味にした素晴らしいプレーを見せました。彼女はファーストサーブの成功率が高く、サービスゲームでの安定感が際立っていました。また、アンフォーストエラーを最小限に抑え、チャンスを確実にものにするメンタルの強さが光りました。
特に、試合の重要な局面でプチンツェワのブレークポイントをしのぎ、逆にブレークチャンスを確実に活かした場面が印象的でした。リターンゲームでも攻撃的なアプローチを取り、相手のミスを誘うプレーが目立ちました。終始試合を通して、戦術的に優れた判断を下し、試合の流れをうまくコントロールすることができた点が高評価に繋がります。
ユリア・プチンツェワの行動、映像を見ましたが居たたまれない気持ちになりました。あまりにもボールガールがかわいそう。彼女、どんな気持ちになったでしょうか。ボールガールを無視する態度はプロ選手として受け入れ難い。試合中の感情のコントロールが難しい場面もあり、彼女も強いプレッシャーにさらされていたのは分かります。これから謝罪を続け、また素晴らしいプレーを見せてくれるのを期待しています。
ジャスミン・パオリーニは、試合の流れが揺れる中でも冷静さを失わなかったですね。ブレークポイントでの粘り強さや、相手の動揺に流されず自分のリズムを守る姿勢が光りました。最後まで集中を切らさず、プレーに全力を尽くした点は称賛です。