記事の内容
- 上地結衣・田中愛美ペアがパリ2024パラリンピック女子ダブルスで初の決勝進出
- 中国ペアを6-0、6-1で圧勝し、銀メダル以上が確定
- 試合の詳細なスタッツを分析し、勝因を徹底解説
- 決勝戦では強豪オランダペアとの対戦が待ち受ける
情報の共有
- 上地結衣:車いすテニス界のトップ選手。過去のパラリンピックでシングルスとダブルスで複数のメダルを獲得
- 田中愛美:上地のパートナー。パラリンピックでのメダル獲得は今回が初
- パリ2024パラリンピック:車いすテニスはクレーコートで行われ、シングルス、ダブルス、クアード部門がある
上地選手、田中選手の試合詳細が分かるスタッツをページ下部に掲載!
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記事本文
パリ2024パラリンピック車いすテニス女子ダブルスで、上地結衣(三井住友銀行)と田中愛美(長谷工コーポレーション)が初の決勝進出を果たしました。準決勝では、中国のグオ・ルオヤオ/ワン・ジインペアを6-0、6-1で圧倒し、日本女子ダブルス初の決勝進出を決めました。これにより、銀メダル以上の獲得が確定しました。
試合の内容をスタッツで見ると、上地・田中ペアの圧倒的な優位が際立ちます。特に相手のサーブ成功率の低さを的確に攻め、主導権を握りました。以下の表に詳細な試合スタッツを示します。
6-0,6-1ってすごい!!
試合スタッツ:上地結衣/田中愛美 vs. グオ・ルオヤオ/ワン・ジイン
項目 | 上地結衣/田中愛美 | グオ・ルオヤオ/ワン・ジイン |
---|---|---|
得点 | 6-0, 6-1 | 0-6, 1-6 |
試合時間 | 1時間19分 | 1時間19分 |
エース数 | 3 | 1 |
ダブルフォールト数 | 1 | 4 |
ファーストサーブ成功率 | 78% | 49% |
ファーストサーブ得点率 | 85% | 50% |
セカンドサーブ得点率 | 67% | 33% |
ブレークポイント獲得数 | 6/7 (86%) | 0/1 (0%) |
リターンゲーム獲得率 | 78% | 12% |
ウィナー数 | 22 | 8 |
アンフォーストエラー | 10 | 27 |
ネットプレー成功率 | 80% (8/10) | 50% (4/8) |
ブレークされた回数 | 0 | 6 |
スタッツ解説
- 得点差の圧倒的優位:上地/田中ペアは2セットでわずか1ゲームしか落とさず、試合を支配しました。
- サーブの精度:上地/田中ペアのファーストサーブ成功率は78%と安定しており、そこからの得点率も85%と非常に高かった。相手ペアのファーストサーブ成功率が49%にとどまり、リターンでも効果的に得点を重ねました。
- ブレークポイントの獲得:7回中6回のブレークポイントをものにしたことで、試合の流れを完全に自分たちのものとしました。一方、相手は1度のブレークチャンスを活かせず、得点に繋がりませんでした。
- リターンの強さ:リターンゲームの獲得率が78%で、相手のサーブをほぼ攻略し、相手にプレッシャーを与え続けました。
- アンフォーストエラーの差:相手ペアのアンフォーストエラーが27回と多く、上地/田中のプレッシャーが相手のミスを誘発しました。
- ネットプレーの成功率:上地/田中のネットプレー成功率は80%と高く、積極的な攻めが得点に繋がりました。
ネットプレーの成功率80%はかなり強力な武器だね!
試合後、上地は「自分たちが持っているものを生かし、チャンスをつかむことができた」と語り、田中も「もっと積極的なプレーができたらいい」と次戦への意気込みを見せました。決勝では、第1シードのオランダペア(ディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト)と対戦予定。強豪相手にどのような戦いを見せるか注目です。
日本女子として初の金メダルに挑む上地・田中ペア。戦略と技術を駆使し、勝利をつかむための戦いが続きます。決勝は日本時間で5日の午後8時30分から行われる予定です。
ぜひ金メダル獲得して欲しい!上地・田中ペアがんばれ!