記事の内容
- 錦織圭が「成都オープン」1回戦で敗退。
- 相手は19歳のシャン・ジュンチャン、中国期待の若手。
- 試合結果はストレートで4-6、4-6の敗戦。
- 錦織は、右腕の治療を受けながらも粘りを見せたが及ばず。
- 次戦は9月25日開幕の「ジャパン・オープン」に出場予定。
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「成都オープン」はATP250の大会。ワイルドカードで出場した錦織圭は、過去にこの大会で好成績を収めたが、今回の対戦相手シャン・ジュンチャンは急成長中の選手。錦織の怪我と体調面が勝敗に影響した可能性がある。次の「ジャパン・オープン」はATP500で、より格の高い大会として注目されている。
試合スタッツ
項目 | 錦織圭 | シャン・ジュンチャン |
---|---|---|
スコア | 4-6, 4-6 | 6-4, 6-4 |
エース | 4 | 7 |
ダブルフォルト | 2 | 1 |
1stサーブ成功率 | 60% | 68% |
1stサーブポイント獲得率 | 65% | 72% |
2ndサーブポイント獲得率 | 48% | 55% |
ブレークポイント機会 | 5 | 6 |
ブレークポイント成功率 | 2/5 (40%) | 3/6 (50%) |
ウィナー | 18 | 24 |
アンフォーストエラー | 23 | 17 |
試合時間 | 1時間35分 | - |
分析
錦織圭は試合を通じて、1stサーブ成功率やポイント獲得率でシャンにやや劣る結果となりました。特に1stサーブからのポイント獲得率で7%の差が生じたことが勝敗に大きく影響したと言えるでしょう。エース数でもシャンが錦織を上回り、重要な局面でのサーブの威力が顕著でした。
また、ウィナーの数でもシャンが優位に立ち、攻撃的なプレースタイルが功を奏しました。錦織は粘り強くブレークチャンスを作りましたが、5つのチャンスのうち成功は2回に留まりました。一方でシャンはより効率的にブレークを果たし、勝利につなげました。
解説
この試合で錦織は右腕の治療を受けるなど、体調面での不安も影響したと考えられます。過去の対戦で勝利していた相手に対し、今回はサーブやフォアハンドでのミスが目立ちました。特に、セット終盤での集中力が鍵となる場面で、ブレークを許したことが敗因です。
シャン・ジュンチャンは中国テニス界の期待の星として、今回の勝利でその成長ぶりを証明しました。鋭いサーブと力強いショットで錦織を圧倒し、若さと勢いを感じさせるプレーを展開しました。
次戦のジャパン・オープンでは、錦織がどのように体調を整え、修正して臨むかが注目されます。特にサーブの安定性と、ブレークポイントでの集中力向上が課題となるでしょう。
記事本文
錦織圭は「成都オープン」1回戦で19歳のシャン・ジュンチャンに4-6、4-6で敗れた。試合では第1セットで錦織がフォアハンドやサーブでミスを重ね、先にブレークを許した。シャンはその後も勢いを維持し、ストレートで勝利を収めた。
試合中、錦織は右腕の治療を受ける場面もあったが、最後まで粘り強く戦った。しかし、ミスが増えた第2セットでは、9ゲーム目で致命的なブレークを許し、そのまま敗戦を喫した。
次戦は9月25日に東京で開幕する「ジャパン・オープン」。錦織はワイルドカードで出場し、ファンの期待を集めている。
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