記事の内容
- 大坂なおみがチャイナ・オープンのシングルス3回戦で快勝し、ベスト16進出を決めた。
- 対戦相手はアメリカのK・ヴォリネッツで、6-3、6-2のストレート勝ち。
- 大坂なおみは2019年以来、5年ぶりに同大会に出場し、4回戦進出を果たした。
- 4回戦では第4シードのC・ガウフと対戦する。
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チャイナ・オープンは中国・北京で開催されるWTA1000の大会です。大坂なおみは過去に優勝経験があり、今回が4度目の出場となります。彼女は以前、決勝でA・バーティを破り優勝した実績があり、今回はその再挑戦となります。現在26歳の大坂は、元世界ランク1位の経験を持ち、トップレベルのプレーヤーとして注目されています。
記事本文
大坂なおみがチャイナ・オープンのシングルス3回戦でK・ヴォリネッツに快勝しました。スコアは6-3、6-2で、大坂は5年ぶりにこの大会でベスト16に進出しました。元世界ランク1位の彼女が同大会に出場するのは4度目で、前回出場した2019年には優勝を果たしています。
今大会では、1回戦でL・ブロンゼッティ、2回戦で第21シードのY・プチンセワを下し、順調に勝ち進んでいます。3回戦では、22歳のヴォリネッツを相手に、大坂は第1セットでファーストサーブのポイント獲得率が80%を超え、相手にブレークチャンスを与えませんでした。
第2セットでは、第2ゲームから5ゲーム連続で獲得し、最終的に6-2で試合を終えました。次の4回戦では、世界ランク6位のC・ガウフと対戦する予定です。
大坂なおみ vs K・ヴォリネッツ 主要スタッツ
項目 | 大坂なおみ | K・ヴォリネッツ |
---|---|---|
ファーストサーブ成功率 | 67% | 61% |
ファーストサーブポイント獲得率 | 80% | 65% |
セカンドサーブポイント獲得率 | 65% | 50% |
エース数 | 6 | 2 |
ダブルフォールト数 | 2 | 4 |
ブレークポイント獲得数 | 3/5 | 0/1 |
ウィナー数 | 24 | 14 |
アンフォーストエラー数 | 12 | 18 |
試合時間 | 1時間12分 | - |
試合の分析と解説
サーブの強さが勝利の決め手に
大坂なおみはこの試合でサーブ力を最大限に発揮しました。ファーストサーブ成功率67%と高水準を維持し、ファーストサーブ時には80%ものポイントを獲得。これにより、相手にリターンで攻め込まれることが少なく、安定して試合を進めることができました。一方、ヴォリネッツはファーストサーブの成功率61%とやや劣り、セカンドサーブでは50%しかポイントを取れませんでした。
リターンゲームの優位性
大坂はリターンゲームでも強さを見せました。ブレークポイントは5回中3回成功し、相手に対するプレッシャーを与え続けました。逆に、ヴォリネッツは大坂に対して1度しかブレークチャンスを作れず、それも成功させることができませんでした。この点が、試合の展開を大きく左右したといえます。
攻撃的なプレーとミスの少なさ
大坂は24本のウィナーを記録し、攻撃的なプレーが目立ちました。これに対し、アンフォーストエラーは12本に抑え、バランスの取れたパフォーマンスを見せました。対してヴォリネッツはウィナー14本に対し、アンフォーストエラーが18本とミスが目立ちました。この差が試合の結果に大きく影響したといえます。
試合全体の流れ
第1セットでは、大坂はブレークを早々に決め、リードを保ったまま6-3でセットを奪取しました。第2セットでは、第2ゲームから5ゲーム連続でポイントを奪い、相手を圧倒。試合全体を通して終始安定したパフォーマンスで、ヴォリネッツに付け入る隙を与えませんでした。
次の試合への展望
次の4回戦では、世界ランク6位のC・ガウフとの対戦が予定されています。ガウフは攻撃的なプレースタイルと高い守備力を持つ選手です。大坂なおみが今回見せた強力なサーブと安定したプレーを維持できれば、十分勝機があると予測されます。
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