こんばんは!はやとベアーえす。
決勝リーグで全盛期に復活したが…
の続きです。
ダブルスをしてきたから復活できた
決勝リーグ前までストロークが安定性、威力共にダメだった、だーしぇん。
正直決勝リーグを勝つのは難しいだろうなぁと思っていました。
それがいきなり全盛期のストローク を思わせるくらいまで復活。
特に2年生で今かなり強い後輩Aとの試合はすごかったです。
壮絶な打ち合いでしたが、今までならこの打ち合いにすらならず一方的にやられていました。
戦術的にもいいプレーができていました。
今までならビビって前後へは動けなかったのが、
ネットプレーに絡むポイントが1ゲームに2本くらいは最低でもありました。
これはストロークが悪く勝てずにダブルスとして起用されたことが良かったのだと思いました。
あるコーチもダブルスが確実にプラスになっていると指摘されていました。
ぼくも同意見です。
ネットまでの流れがスムーズになったし、ネットについてからの処理も多彩になりました。
ネットを最終段階に据えているので、中に入って打つシーンも多くなり、
効率的にポイントが取れるようになったと思います。
いや、その兆候は前からあったんです。
しかし、ストロークの不調や自信のなさからどうしても躊躇してしまっていた。
けど、ダブルスでコートの中でプレーすることが多くなり、
実戦で練習できたことが良かったのだと思います。
また全体が見れるようになったのか、ドロップやスライスでのパスなど、
オプションを使う判断を間違うことが少なくなりました。
感動した後輩との試合
序盤1-1になったあと、だーしぇんが3ゲーム連取しリードします。
しかし、そこから3ゲーム取られ返され4-4に。
これは想定済みだったので、とにかく大差をつけなくてもいいから、
冷静に大事なところしっかり取ってゲームを抑えてくれればと思っていました。
次のゲーム、相手が回り込みフォアハンドを打って自ら作ったオープンスペースに
冷静にバックアンドスライスで鎮目5-4とします。
その後もずっとシーソーゲームでしたが、
こういうプレーが出来ていたから良かったのだと思います。
そしてタイブレークとなり、だーしぇんがリズムよく相手のサービスを
ミニブレイクし6-3とマッちポイントをⅡ本握ります。
実はぼくはここですっきり取れないと思っていました。
むしろスッキリ取りたいと思えば、プレーに表れ逆転されると考えていました。
だから必死に、「最終的に取れればいいから、ペースを落として冷静にやってくれ」とサインを送りたくて表情をずっと変えずにスコアを付けていました。
案の定プレーに焦りが出て6-6と追いつかれます。
しかし、そこでも「これは想定内。これで冷静さを取り戻せば安いもの」と思っていました。
そこえフォアハンドのスライスなどもうまく使い7-6.
最後は相手の回り込みフォアハンドがわずかにサイドラインの外へ
着弾し、8-6でタイブレークを終えました。
この試合が自分の子供の試合でなかったら
どんなに面白かっただろうと思いました。
感動もありましたが、だーしぇんの復活に安堵した気持ちの方が強くて、
涙を必死に堪えていました。
この勢いで行けば、次も絶対に取れると思っていたのですが…
だーしぇんに異変が起こってしまいました。