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体育がある【読み聞かせ本紹介】

220124_体育がある
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本日の内容

  • 苦手なんて誰にでもある
  • だーしぇんと、あーちゃんの場合
  • 成果はそこまで重要なのか

苦手なんて誰にでもある

体育が嫌いな女の子「あこちゃん」が、お母さんからの厳しめの運動レッスンを受けて行く物語。
「体育がある」って「体育 が ある」と読んでいたら、ママが「体育ガール」とかけてるのでは?
と言って来て、おぉー!となったのですが、真偽は不明です(笑)

努力して乗り越えて活躍する…というスポコン系ではないです。
体育が嫌いな子ってそりゃいますよねぇ、苦手なんて誰にでもあるんですから。
前半部分はちょっと長い気がしましたが、そんな子の気持ちをうまく表現してると思います。
この辺の描写はかわいそうになってくるのと同時に、親として考えさせられました。

220124_体育がある

だーしぇんと、あーちゃんの場合

うちは長男・だーしぇんは体育大好きでなんでも運動出来るタイプなので問題ないのですが、
妹・あーちゃんは運動どちらかというと苦手です。
今でも「マット運動嫌だー」とか言ってます。
私も運動神経悪くて、子供のころは得意ではなかったですね。

あーちゃんは幼稚園では体操教室、水泳もこの頃からで昨年12月までやって、
平泳ぎで記録会にも参加し、入賞しました。
長距離走もビリに近かったのに、昨年は9位と一桁台に。
別に運動苦手じゃないじゃんって思うかも知れませんが、やはり運動神経はないほうです。
走ることに関してはテニスの練習の後、何かない限り欠かさず続けて来ました。
それは結果を出すためじゃなくて、運動出来なくても楽しいな、
体動かすの気持ちいいなって思って欲しかったからです。
心がけて来たのは、トレーニングって感じにならないように出来るだけ楽しくやること。
長距離走の練習だって1週目は話をしたり冗談をしながら走ったりね。

水泳をコツコツ続けて来れたのは、コーチやスタッフの方々が楽しくしてくれたおかげだと感謝しています。
よく好まれるのは、努力してすごい結果を出す物語ですよね。
けど、それを子供に課してしまうとちょっと違いますよね。
ただ、そうしてしまう気持ちも分かります。
だーしぇんの時になんて、運動神経がいいものだから、テニスでも過度に期待をかけてしまったなと反省しています。

全中、インハイ、インカレには出場しましたが、上には化け物みたいなのがたくさん。
時間もお金もかけて来ましたが、だからと言ってよくスポコンストーリーにあるような
全国トップになるとか、プロになるとかではなかったです。
無駄じゃなかったとは思うけど、何か成果につながったかは分かりません。

読了後、さっそく後ろ回りをしてみる あーちゃん。

失敗しましたが(笑)

220124_あーちゃん_後転

成果はそこまで重要なのか

でも最近思うのですが、成果につながらないといけないのでしょうか?
そこで感じたことや、経験したことってその人や周りに何かしらの化学反応を起こすはず。
その反応が悪い方向に行かないようにするのが、親の役目のような気がします。

例えば親ががんばって指導や支援をやり過ぎてその競技を嫌いになる…とか、
チーム内でいじめにあって辞めたいのに続けさせて心が壊れるとかね。
子供が部活動を始めて、競技経験者の親が、顧問やコーチへ口出ししたり、
それに調子に乗った子供に、初心者の子供がいじめられたりして部活を辞めたり、
そういうのも同じ類だと思います。

あ、ちなみにここまで深く考えさせられるかは人それぞれだと思います。
ただ、私がこの読了して思ったことを連ねただけです。

がんばればきっと成果が出る!って思うのは、
時にはがんばっている人を追い込むこともあるってことです。
ふわっとした感じですが、そんなことを思った一冊でした。
スポーツでも勉強でも、少しでも好きになるとか、少しでもやっててよかったと思えるとか、
そんな目標でいいのではないですかね。


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